イカの基本的な持ち帰り方
(1)とにかく冷やすこと (2)イカを重ねないこと (3)氷の溶けた水に、浸さないこと
イカを重ねることで、墨袋が破れてしまい墨まみれ。 更には、重なってる部分が冷えない為、鮮度低下が進む。
釣果が~30杯程度の場合は、写真のようにバラ氷を敷き詰めた上に きれいにイカを並べて持って帰る方法でも、十分鮮度を保てます。
その場合、氷の溶けた水に浸らないように、定期的に排水 また、イカのミミ部分と足を、胴の下部に丸めこむように入れると 氷焼けを極力減らすことが出来る。
氷は、板氷よりもバラ氷が、よく冷えます。 墨が出た場合でも、イカが墨まみれになりにくい為 氷はバラ氷がお勧めです。
イカの持ち帰り方(木製トロ箱編)
上記の、(1)~(3)の条件をすべて満たすことができ 尚且つ50~100杯のイカを、鮮度抜群の状態で持って帰る 事が出来るのが、写真の木製トロ箱を使用した持ち帰り方。
大型クーラーの下にバラ氷を敷き詰めて、その上に2段3段と トロ箱を重ねることで、10時間後、20時間後でも おいしいイカを食べることができる。
木製のトロ箱は自作するのが一般的で、墨汚れや臭いの問題、衛生面等で 1~2年に一度は作り直さなければいけない。
釣って持って帰ったイカを、そのまま冷凍される場合や ご近所等にプレゼントされる場合に便利なのが、『傘入れビニール袋』
クーラーも汚れにくく、非常に便利なアイテムであるが 小~中型クーラーに重ねて入れることで、全体が冷えず 墨袋が破れて、墨まみれになる場合も多くなる為
『便利さ重視なら傘入れビニール袋』とお考えください。
イカの持ち帰り方(アルミ製トロ箱編)
長年の開発でようやく辿り着いたアルミ製のイカ用トロ箱。
釣ったイカ全てを、美味しく持って帰ってもらいたいという思いから 開発が進んでいき、【耐久性】【臭い】【イカの鮮度】【安全性】 全てをクリアしたのが、このアルミ製のイカ用トロ箱。
軽量で耐久性もあり、尚且つ熱伝導率の高さから 2段、3段と重ねた状態でも、全体を冷やすことが出来る。
上記で書いたように、木製の場合 臭い、耐久性の問題もあったが アルミ製の場合、塩分水分さえしっかり落としてもらえれば 半永久的に使う事が出来る。